2011年7月13日水曜日

”種子島瀬風呂プロジェクト” 始動!!

みなさん ”瀬風呂”って知ってますか!?

B(写真上)は、昔の岩穴での宴会シーン。<br>C(写真下)は、昔の瀬風呂。ともに『種子島の民俗Ⅱ』(法政大学出版局)より。【画像提供:西之表市役所経済観光課】
上 岩穴の後の食事会
下 薬草入りの瀬風呂
瀬風呂とは


引き潮のときに岩場のくぼみに海水がたまる場所がある。


そこに焼いた石を入れて海水を温めたお風呂のこと。


ここ種子島で、昭和40年頃まで主に農家の方たちが 農閑期に行っていたという。


海水のミネラルと薬草は体を温め、あせも、切り傷、皮膚病、関節


炎、リュウマチ、神経痛、通風、腰痛、水虫などにも良いようで


下西・下石寺の瀬風呂
す。現代のタラソテラピーの原型


ともいえる原始的なお風呂。


海を眺めながら、潮騒をきき、爽やかな風を頬に受け、ゆ~ったりとした時間を過ごす。


なんて、デトックス♪身も心も癒される~(^^)♪


そこで!!


この”瀬風呂”を種子島の見所・体験どころにしてはどうか!と


もともと考古学の研究もされてきた、観光・文化プロデューサーの鮫嶋安豊さん


(我が協議会のリーダー)を筆頭に「種子島瀬風呂プロジェクト」を立ち上げました♪


そこで、早速7月14日に、この瀬風呂、岩穴の研究をされてきている、元鹿児島大学教授の下野敏


見先生をお招きし、講演をしていただきました。種子島観光協会会長、熊毛支局長、瀬風呂が


以前あったと思われる校区の校区長、月窓亭ひとつ葉の会のみなさん。など約30名ほどの方にお集まり


いただき、行われました。


下野先生によりますと、「以前は屋久島にもあったが、日本において今や、種子島にしかない。


一、オンリーワンのもの。それも、ここ種子島は温泉が出ない土地であったためと思われる。」


との事。


「伝統文化伝承」「種子島=癒しの島」「心身ともにデトックス」「体験型観光グリーン・ブルーツー


リズム」「ヘルスツーリズム」「健康志向」「スローライフ種子島」として


これを現代版に、足湯し、観光資源として復活させ種子島の観光の目玉に出来ないだろうか!!!


そこで、8月13日にやってみました(^^)/