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大変報告遅くなりました!!
前日までの雨がウソの様に晴れ上がり、天候に恵まれた2日間でした。
先月、3月10日(土)
島内・島外合わせて42名の参加者、市役所スタッフ5名、鉄砲館スタッフ、種子島高校放送同好会の生徒さん結構な人数でのイベントでした。
2日目 解散前に市役所前にてパチリッ(^^)/ |
【参加者と人数】
1日目 42名(島外 6名 島内 36名)
2日目 29名(島外 6名 島内 23名)
意外と島内からの参加者が多くその中には下野先生の教え子さんもいらした。また、島に住んではいるがどこにどんなものがあるのか知りたい。種子島高校の先生も3名いらした。みなさんの感想にもありましたが、島内の方が島の歴史や文化、観光スポットなどを知ることにより訪れた観光客や島外に行った際に胸を張って島の良さを語る事の出来る様。それを知る機会として今後は島内の方向けのツアーを考え、教育委員会などとの連携をとり、高学年での遠足に活用するなど良いのではないかと思った。
【コース内容】
種子島観光は鉄砲館⇒千座の岩屋⇒宇宙センターを大型バスで周遊し日帰りや1泊というのが主流。大型バスとの関係、温泉、集客数の関係もあり南種子に宿泊し西之表市では船の乗り降りのみでスルーされてしまうという現状がある。
そこで、少しでも西之表市の魅力をクローズアップし足を止めてもれえたら、宿や交通機関、飲食店や土産屋にもお金を落としてもらえるのではないか。という観点からまずは北部観光の構築に昨年取り掛かった。
昨年作成した西之表市ガイドブックに取り入れた際に、各ポイントの校区長、集落長に声をかけ上記の思いを伝え協力をお願いしたところ、特に国上校区の集落の方々が協力し合い「奥神社パワースポット」を作り上げられた。
【地域の方とのふれ合い】
今回のツアー企画についても校区長から伝えられ、浦田海水浴場(大河区長)奥神社(岡元集落長)、えびす神社(荒河集落長)に各集落長さんがわざわざ来てくださり
ツアーの方々に思いを語って下さいました。その他、
1日目
・大崎塩屋神社で稚児衣を提示して下さった平原さん
・ヘゴ自生群落を管理されている筧さん
・黒糖づくり沖が浜田の沖田さん
・瀬風呂提供者のよかとこ安納自立協議会原田区長
・中種子町薬草試験場の飯田場長(瀬風呂に入れる薬草について)
2日目
・馬飼屋敷現在お住まいの種子島副市長
・武家屋敷ではお茶会も含め、春秋会のみなさま
・森の峰
・本源寺のご住職
・月窓亭では郷土お菓子づくりに榎本和枝さん、ひとつ葉の会の方々
種子島は、癒しの島。人とのふれ合いが大切だと思いそれぞれのポイントで地元の方 の声を聞いていただきたく、(鮫嶋さんのお力がなくては実現できなかった部分もあるが)企画。思った以上にお客さまには大好評であった。
【体験・体験料】
1日目⇒黒糖づくり(1,000円/1人 通常2,000円/1人)・
瀬風呂(1,000円/1人 通常2,000円/1人)
2日目⇒茶道(550円/1人)・郷土お菓子づくり(600円/1人)
今回は、参加人数が多いため
黒糖づくり⇒①キビ搾り②混ぜる③カットの3工程を1人1か所のみ
(グループ分けして)
足元の悪い現場(瀬風呂地点)までは、砂利がまかれ歩きやすいように工夫されていた。下野先生からの「瀬風呂」の説明のあと、瀬風呂の焚き方実践をし、種子島で採れる薬草の香りや効能の説明もあった。今回は人数が多かったため、ゆっくりつかる事が出来ませんでしたが、瀬風呂がどのようなものなのかを体験していただけたのではないかと思う。
・靴を脱ぎ着する場所が不安定であり、今後の改善点である。
・安全性を考えたうえで、石焼きや石集め、焼き石を海水に入れる作業なども体験してもらうのも良い。
・2,000円を喜んで支払っていただける様な商品(瀬風呂)充実が今後も課題。
・2,000円を喜んで支払っていただける様な商品(瀬風呂)充実が今後も課題。
沖が浜田のなかなか腕の力が・・・ 明日は筋肉通!? |
説明を聞きながら海の瀬で~足湯~ |
種子島高校放送同好会の 先生と生徒さんも頑張ってました!! |
ヘゴ自生群落にて 守り人の筧さんより思いを聞きました |
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上妻家にて貴重な 火縄銃や甲冑を見学 |
武家屋敷にて茶道体験 |
郷土菓子づくり コネコネ~♪ |
「月窓亭」にてぢろの会 語り部による |
井元さんの「春のやわらぎ弁当」 おしながき付きで彩り良く旬の種子島ならではのお弁当を!! の要望に気持ちよくお引き受けくださり、とても気持ちやわらぐお弁当でした♪ ありがとうございました |
・今回の市役所職員がヘルプして下さった部分(ポイントへ先回りして昼食の支度やアンケートの準備、各体験場所でのヘルプ等)を、今後商品化した際に限られた人数の中でどう対応するか。
・体験受入れ内容の充実化。
・個人客、団体(着地型ツアー/通年型としてレンタカーで個人的に周遊する商品のシステム化)に対応できる目的別ツアーの内容組立
・鉄砲館や月窓亭等他社との連携のシステム化。
今回のモニターツアーは正直言って、まだ未完成な部分もあり改善の余地はたくさんあるが、料金も体験料とバス代はお客さまの負担金に含まれていなかったため、至れり尽くせりの内容だったと思う。実際にこの内容の中でどの部分が商品化できるか。どの程度の料金が妥当か。今回は北部観光であったが、種子島全域を対象に各ポイントを組み合わせ、ツアーの目的の絞り込みも必要だと思う。後日、今回の旅行業社である種子屋久ツーリストさんとの反省会をし、次のモニターツアーでエージェント対象のツアーを実践する事となった。是非、商品化し各関係ヵ所(校区等)の収益となるよう考えて行きたい。
最後に、今回のモニターツアーにつきましては、様々な方のご協力により成り立たせることができたものと思います。このモニターツアーにご尽力いただきました、下野敏見先生を始めとした関係者の方々に厚くお礼を申し上げますとともに、今後の西之表市の活性化、種子島の発展のため前進していきたいと思います。