2013年1月1日火曜日

種子島で初!「民泊型教育旅行」受入実施!!

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昨年12月、新潟県立燕中等教育学校の修学旅行生82名が来島し、種子島としては初めて「民泊型教育旅行」として受入れをしました。「民泊型教育旅行」は従来の修学旅行に比べ、様々な体験が可能な面から、教育的効果が大きいとされています。
都市と農村地域との交流を育む体験型の旅行が特にここ数年は鹿児島県でニーズが高まっており、種子島でこの受入れ体制に取り組んでいる12町のグリーン・ツーリズム推進協議会では、これまで東日本大震災復興支援として被災地の子どもたちの受入れや、島内の子どもたちの民泊体験を行ってきました。協議会では、民泊(いわゆる従来のホームスティの受入れ)にご協力いただける農林漁家等の民家さんを募り、年1回の食品衛生、救急救命の講習を受けて頂き、安全面に十分配慮のうえ安心してご利用いただける体制を整えています。
この「民泊型教育旅行」をはじめ、島内・外からの民泊体験受入れやその他農林漁業等体験受入れは、地域住民の方々の協力なくしては成り立たない事業です。協議会としても、まだまだ地元の方々への周知が足りていない部分が否めませんが、この島が抱える少子高齢化や人口減少問題・雇用問題などを打開する事業として、このグリーン・ツーリズム、民泊受入れ、教育旅行生誘致による顧客増加が、様々な形で新たな雇用を創出してくれるものと予想しています。
またここ種子島の人々には、鉄砲伝来、カシミア号、ドラメルタン号などの漂着時の手厚い受入れの心が脈々と受け継がれていると思います。地元の方々と実際にふれあい、体験活動を行うことで、多くの人がその心や精神に触れることができるのではないでしょうか。
このすばらしい島の魅力を発信するため、またこの島に多くの可能性をもたらすために、今後も島と都市部との交流を繋げ広めていけたらと思っています。






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